【はじめの一歩】未経験でIT業界へ転職するための学習用PC選びを解説!

おすすめPC解説記事へのアイキャッチ 未経験からのIT挑戦!

当ブログでは、完全未経験からのIT業界挑戦にあたって、学習用にパソコン(以降「PC」と記載)を用意していただくことをおすすめしています。

💡 既にPCをお持ちの場合は、新たに購入する必要はありません!

大事なことなので先にお伝えしておくと、高いものを購入する必要は基本的にありません。どちらかと言えば転職が成功する前にあまりお金はかけすぎないほうがいいと思っていますので、ここで用意するPCは中古での購入をお勧めしています。

それでは、以前お伝えしたロードマップのSTEP1「PCを用意しよう!」を早速見ていきましょう!

※ロードマップを確認したい場合はこちら「【初心者向け】「テストエンジニア」から「なりたい自分」になるロードマップを紹介!」


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転職前からPCを用意しておく理由

まず前提として、実際に未経験で採用された人がPCを持っているか?というと持っていない方もたくさんいらっしゃいます。そもそも採用側も「PCを持っていること」を期待したりはしていません。

それでも当ブログではPCを事前に用意して慣れておくことを圧倒的におすすめしていますので、まずはその理由からお伝えしていきますね!

理由①:メインで業務利用するのはPCだから

IT業界で働く場合、テストエンジニアかどうかに関係なくメインで業務に利用するのはPCです。

テストエンジニアの場合は不具合報告やテスト設計などのドキュメント作成業務があるので、それなりの文字数を入力する機会が多くあります。

テストエンジニアは他のIT系の職種に比べると、スマートフォンやタブレットを触る機会が圧倒的に多くはなります(テストで使うためです)。とはいえPCは絶対に使いますのでやっぱりおすすめです。

理由②:IT業界で働いていくことを考えるといつかは必要になるから

当ブログでは未経験からテストエンジニアに転職したあと、スキルアップしていくことを念頭に置いています。そして、そのスキルアップのための勉強は基本的に業務時間内だけでは間に合いません。

この場合、スマートフォンだけで勉強するのは現実的ではないので、長く働いていこうと思った場合はいつかはPCが必要になると思います。

理由③:履歴書や職歴書はPCで作成するほうが無難だから

転職先の希望が見つかって応募する際、履歴書や職歴書を送る必要があるかもしれません。基本的に履歴書や職歴書を手書きで書いても、それが理由で落とされることはないと思いますが、実際には多くの人がPDF等のデジタルファイルで送ってくるので、みなさんもPCで作成するのが無難だと思います。

理由④:面接がWebで実施される場合に便利だから

面接は対面での実施のほか、Webで実施される場合もそれなりにあります。(その場合、ZoomやGoogle Meetなどのビデオチャットツールが使われると思います)

Web面接の場合、カメラ付きのノートPCであれば手元の画面にテキストエディタ(メモ帳のようなソフトです)を開いておけるので、必要なことをメモしたり、事前に用意したメモを確認しながら面接を受けることもできるのでかなり便利です!

理由⑤:転職後もPCは長く使えるから

理由②でもお伝えしたとおり、IT業界でスキルアップしていこうと思った場合は自分で興味を持って勉強していくことが必要になりますし、その場合は基本的にPCで勉強することになります。

また、そうやって身につけたスキルを基に副業を始める場合にも使えますし、もし仮に退職することになったとしてもPC購入が完全に無駄になってしまうことはあまり無いのではないかと思います。

どういうPCを買えばいいの?

さて、PCを用意した方がいい理由についてお伝えしましたが、実際にどういったPCを買えばのいいか分からないかたも多いかもしれません。

ここでは特に「未経験からテストエンジニアを目指す」みなさんに合うPCの選び方をお伝えします!

とりあえずどのPCがいいのか教えて!

当ブログでおすすめのPCはこちらです!

さくっと知りたい人向けの「SakiブログおすすめPC」
  • 「ThinkPad」というノートPCの中古
  • OSはWindows11、予算次第でWindows10
  • ストレージはSSDの256GB以上のもの
  • メモリは8GB以上のもの
  • CPUは「Core i○○」と記載のあるもので、予算内でできるだけ数字の大きいもの
  • 解像度は1920 × 1080以上のもの
  • 画面サイズ(インチ)は置く場所にあわせてできるだけ大きいもの
  • 画面は非光沢のもの

後述しますが、中古PCをおすすめしている都合上、直接「このPC!」というリンクを貼っても在庫がなくなってしまうかもしれないので…探す際のポイントをお伝えします。探す際のおすすめはThinkPad専門店 Be-Stockというサイトです!

どういう条件で探せばいいの?

さて、「なんでそれがおすすめなの…?」と思う方も多いとおもいますので、ここからはどういう条件のPCを探すといいのかについてひとつひとつ解説してきますね!

デスクトップかノートか

前提として、PCには大きく分けてデスクトップPCとノートPCがあります。デスクトップPCは大きくて邪魔になりやすいので、PCゲームや動画制作をしたい人以外には基本的には不要だと思っていただいても大丈夫です。

もしデスクトップPCを購入する場合は、「モニター」「キーボード」「マウス」が別途必要になりますので留意してください!

新品か中古か

当ブログでは原則として「転職前にお金を使いすぎない」ことを意識しています。この記事は「未経験でIT業界に行く前にPCを用意して慣れておこう!」という主旨なので、中古をおすすめします。

「中古は思いもよらぬトラブルがある」可能性はありますが、新品でもトラブルがあるときはあるので…。最低限、個人間の面倒が起こらない、実績のある中古ショップで選べば問題は起こりづらいと思います。

(画面の)大きさと解像度

まずPC全般の話として、作業のことだけを考えると画面の大きさは、大きければ大きいほどいいです。

画面の大きさ(広さ)は作業机の広さにも例えられることがあり、かんたんに言えば画面が大きいほうが作業効率が上がります。

ただノートPCの場合、画面が大きくなると基本的には重くなります…。それに全体のサイズが大きくなりますので場合によっては邪魔ですね…!

なので、置き場所や予算に合わせて可能な限り大きいサイズを選ぶのがいいと思います。

重くなるというのは主に「持ち運ぶ場合」にデメリットになるのですが、ほぼ確実に持ち運ぶことはないと思いますのであまり気にせずで大丈夫だと思います!(例外的に、自室とリビングで行ったり来たりする場合などは持ち運ぶ機会が増えるかもしれません)

解像度については「1920 × 1080」より数字が大きいものだったらたぶん大丈夫です!

※「解像度」が何かについてはIT基礎に関連する記事で解説する予定です!ちなみにおすすめしている「1920 × 1080」であればフルHDと呼ばれる解像度です。

OS

OSはそのPCに搭載されている基盤のシステムだと思ってください。基本的には「Windows」と「Mac」の二択になると思いますが、当ブログでは最初の1台は「Windows」をおすすめします!

現状はWindows10とWindows11の2種類があるのですが、2024年8月現在で新たに購入する場合は、まずはWindows11で希望の条件に見合うものがないか探してみてください。どうしてもない場合はWindows10で探しましょう!

Windows10はまだ現役で使えるものの、2025年10月にはサポートが終了する予定なので、それ以降使い続けるのはセキュリティ面で良くありません。

Macの方が本体の見た目も画面の見た目もよくて、見たら欲しくなるかも…しれませんが、基本的にはWindowsをおすすめします。

Macがよくないというわけでは全くないですし、テストエンジニア以外の職種を最初から目指していく場合はむしろMacの方がいい場合もあるので詳細は別の記事で解説します!

CPU, メモリ

💡 CPUとメモリ詳細についてはIT基礎に関連する記事で解説する予定です!

かんたんに言うと、CPUの性能がいいとPCの動作が速くなって、メモリの性能がいいとPCの動作が速くなります!

とりあえず分かりやすい部分でメモリは8GB以上のものをおすすめします。

CPUに関しては「Core i7がいいよ♪」のようなひとことでは言いいづらく、普段からPCを触っている人でも「詳しく説明できない」人がたくさんいます。分かりやすい部分では「Core i○○」と書かれているものを選べば大きく失敗はしないと思います…!

例として「Core i3」「Core i5」「Core i7」のような記載がされていると思います。その後に記載されいている数字も含めて、基本的に「数字が大きい方が性能が高い」と考えて大丈夫なので、複数のPCで迷っている場合などは参考にしてみてください。

ストレージ

これはスマホでいえば「容量」という言い方をする部分で、PCでは「HDD」と「SSD」の2パターンあります。

  • HDD:安くて容量が大きいものが多い。SSDに比べると圧倒的に読み書きが遅い。
  • SSD:基本的に同じ容量のHDDより高くなる。でも速いので絶対にSSDがおすすめ!

2024年時点では、限定的な用途を除いてHDDをおすすめする人はほとんどいないと思います。当ブログでもSSDを圧倒的におすすめします!

たとえば動画ファイルのような大きいファイルを大量に保存しておく必要がある場合などに、HDDに避難しておくような使い方をするとよいです。

遅いPCを使っていると、一回一回はちょっとした違いかもしれませんが積み重なるととんでもない時間の損になってしまいます…。

容量については予算と相談にはなってしまうのですが、500GB以上あると余裕があっていいです。最低でも256GB以上のものを選んでください!

ただ、PCの場合は容量が足りなくなっても外付けHDDなどで対応しやすいので心配しすぎる必要はないですよ。

おすすめできないPCはある?

ここまでとは逆に、「未経験からIT業界を目指す」場合や「PCに慣れていない」人にはおすすめしづらいPCもあります。

ChromeBook

Chromebook(クロームブック)はGoogleが開発したChrome OSというOSを搭載したノートPCです。

WindowsやMacに比べると、どちらかというとAndroidスマホに近いと考えてもいいと思います。「安く買えることが多い」のが一番のメリットで、リモート授業がはじまった際にお子さん向けにけっこう売れたという話も聞きました。

当ブログの対象読者のみなさんにおすすめしづらい理由としては、「開発環境を作りづらいのでプログラミング等の勉強に発展させづらい」というのが一番大きいです。

仕事で何回か使ったこともありますし、サブで使う二台目以降のPCとしてはいいなと思います!

Microsoft Surface(タブレット)

Suefaceはタブレット(iPadのような形状のもの)タイプとノートPCタイプのものがありますが、特にタブレットはPCの勉強として使うには、キーボードが小さく使いづらかったりするのでおすすめしづらいです。

値段が結構お高いので最初の一台として選ばれることはあまりないと思いますが、よほどタッチ操作にこだわりがなければノートPCタイプのものを選ぶことをおすすめします!

見たこともないメーカーのPC

見たことも聞いたことも無くて、調べてもなんだかよくわからないメーカーのPCは、現段階ではひとまずやめておきましょう!もちろん掘り出し物の可能性もありますが、初心者がひとりで選ぶのは難しいです。

これらの製品が悪いわけではありません!「適材適所」で考えた場合、これからIT業界でやっていこうという人が勉強向けに買うには、少しおすすめしづらいのです…。最初はできるだけオーソドックスな製品を買うことをおすすめします。

なんでThinkPadがおすすめなの?

いろいろな選択肢がある中、なぜ「ThinkPad」をおすすめするのかというと「圧倒的に無難」だからです。

「無難」でおすすめな「ThinkPad」の特徴
  • キーボードとトラックパッドが使いやすい
    ⇒ そなえつけの「キーボード」と「トラックパッド」が使いやすいので、外付けのデバイスを買わずに済むことも多いと思います。※トラックパッドはマウスの代わりに「指で操作する部分」のことです。

キーボードは個人の好みも大きく、選ぶ楽しみがあるデバイスでもあります。ノートPCにそなえつけのキーボードは「外付けのキーボード」と比べると、使いづらいことも少なくありません。その点、ThinkPadはキーボードを気に入ってるユーザーが多いということもあり、安心です!

  • 利用者が多く端末依存の問題も解決しやすい
    ⇒ PCを使っていると「そのPC固有のトラブル」というものが発生することがあります。ThinkPadはファンが多く、型番と起こったトラブルの内容で検索すると、解決策が出てくる可能性が他の端末に比べて高くなると思います。

自分の用途に合ったPCをしっかり探そうと思うとけっこう大変です。なので「とりあえずThinkPadを選んでおけば無難だよね」という感覚を持てる製品の存在はけっこう助かります。

「Ruby」というプログラミング言語の生みの親である、まつもとゆきひろさんもThinkPadユーザーで有名です、よかったら読んでみてください!

ソフトで世界に勝つ/まつもと ゆきひろ 「ThinkPad 選ばれる理由」25人の知性派が語る一流の条件
ネットワーク応用通信研究所 フェロー まつもと ゆきひろが語る「ThinkPadと育てた“日の丸”オープンソース」とは。

どこで買えばいいの?

「どういったPCを選べばいいか?」といった方向性が見えてきたら、実際に見てみましょう!

まずは「店頭かネットか」ですが、基本的にはネットのPC専門店での購入をおすすめします。

店頭ではどうしても在庫数に限りがありますし、特に家電量販店や、そのオンラインショップで選ぶのはいろいろな理由で結構むずかしいのでネットで買いましょう!

当ブログでは中古ThinkPadの在庫が豊富なThinkPad専門店 Be-Stockというサイトをおすすめします。

Be-Stockの在庫がどこから来ているのか気になる人もいるかもしれませんが、ビジネス利用のリースが終わったものも多いと思います。そのため「めちゃめちゃに使われてクタクタ」になっているものを避けるためにも、ランクは少なくともB以上のものを選ぶのが無難です!

私がBe-Stockで選ぶとしたら下記のような条件で検索します。

  • 総合ランク: Sランク, Aランク, Bランク
  • OS: Windows 11 64bit, Windows 10 64bit
  • 解像度: Full HD 1920×1080
  • 画面状態: Sランク, Aランク, Bランク

その上で、「USBポート1箇所非動作につき使用不可」のような特別な記載がないPCで、総合のランクができるだけ高いものを選びます。


Macを買う場合は「認定整備済製品」というものを買うことをおすすめします。こちらはいわゆる「新古品」のようなものでAppleが直接販売しています。

Mac整備済製品
整備済製品のMacを最大15%引きの特別価格で購入できます。Appleが点検し、認定しています。1年間の製品保証も付いています。送料無料。返品も無料です。

バッテリーも新品に交換済みというですし、かなり綺麗な状態で送ってくれるのでおすすめです。

中古と考えるとやや高いですが、まともなスペックの中古Macはよそでもそれなりに高く売っているので、せっかく買うのであればAppleで買うのがおすすめです。

メルカリ等は自己責任度が高すぎて初心者のみなさんには気軽に紹介できないです…。慣れてきたら挑戦してみるぐらいがいいと思いますよ!

特に知識があまりない状態で大量の端末から選ぶのはなかなかに難しいので、迷ったら「Be-Stock」か「Macの認定整備済品」の中から選んでしまうのがおすすめですよ。

まとめ

さて、いかがでしたでしょうか?

ThinkPadのまわしものみたいになってしまいましたが、弱小ブロガーがまわしものになるまでもなくThinkPadはファンが多いので、安心して買っていただければと思います!笑

PCを持っているとできること格段に広がります

IT業界への転職に向けて「実際にどんな準備をしたらいいのか」は、PCが苦手な方に向けて今後も解説してきますので一緒に頑張っていきましょう!

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